「尽くす女」
厳しい結論を先に言うようですが「尽くす女」は幸せになれる可能性が低いです。
ゆえに交際相手に「尽くす」習慣というのは直すべき悪癖だと私は考えています。
個人的には「尽くす女性」は大好きです。それは彼女としてではなく、人として優しい人が多いからです。
少し世話焼きな節もあるけど、とても気遣いができるし、利他の精神に溢れているのと、一個人としては素敵な女性です。
でも、その優しさ故に辛い恋愛ばかり繰り返す女性が跡を絶ちません。
「いつか私の愛に報いてくれる人が現れるんだ…」
現れません。はっきり言います、現れません。
「尽くす」ことに対して「尽くす」ことで返してくれる彼氏がいるならば、尽くす女は幸せになれます。
ですが、そんな彼氏はこの世には存在しません、だから「尽くす女は幸せになれないんです、直すべき悪癖なんです。」と意見を述べさせてもらいました。
「尽くす女」をバカにしたい訳じゃありません。
「尽くす女」から抜け出して幸せになってほしいのです。
今日は、そんな「尽くす女」が幸せになれない理由を書くことで、尽くすことの辛さを知ってもらいたい。
無意味な努力だと知れば、やめる勇気も出るはずです。
「尽くす女」が男を悪い人間に変える
よく「ダメ男ばかりを好きになってしまうんです…」と言う女性を目にしますが、この発言を見るたびに「あなたのせいだよ。」と私は感じます。
彼自身がダメ男なのではなく、尽くす女が男をダメにするのです。
そもそも、男と女では恋愛感情の盛り上がり方が異なります。
簡単に言うと、女性は交際した瞬間をスタートに気持ちがどんどん盛り上がっていきます。
一方男性は、交際した瞬間を「ピーク」に、気持ちが下がっていきます。
交際した直後、まぁそうですね、交際から1〜3ヶ月くらいであれば、尽くすことに対して彼氏は喜びで返してくれます。
「あなたのことが大好き、ずっと一緒だよ。」と彼に伝えれば「うん、オレも大好き。ずっと大事にするね。」と返答をくれます。
交際から1〜3ヶ月はまだ熱々なので「尽くす」ことに彼が応えてくれるし、喜んでもくれる。
そして、そんな彼の姿をみて、もっともっと尽くそう、もっと喜ばせてあげようと決意を新たにする…・
ここに大きな落とし穴が潜んでいます。
尽くすことが通用するのは、彼の気持ちも熱々のときだけです。
女性は、交際期間が長くなるにつれて気持ちも盛り上がっていくので、燃料が切れることはない。
でも、交際した瞬間をピークに気持ちが下がりつつある彼は燃料が切れ始めています。
つまり、お互いの気持ちの熱量にギャップが生まれるんです。
ギャップが生まれ始めると、以前のように彼はあなたの愛情に、素直に応えてくれなくなります。
「大好きだよ?」と伝えても「あぁ、ありがとう。」で終わり「オレも大好きだよ!」とは返してくれなくなる。
尽くす女はここで不安に駆られ、「私が尽くしたりないんだ…もっとちゃんと尽くせば、また以前の彼に戻ってくれるはず…」と淡い期待を持ちつつ、最悪の悪循環に突き進むことになります。
悪循環にハマったが最後、自分で抜け出す術を講じないとほぼ100%破局が待っています。
そして彼からこう言って振られます「重かった…」と。
残念ながら、男は女性のように恋愛感情をハイテンションに保ち続けることが出来ません。
もちろん、男性によって個人差はありますが、例えば「尽くす女」VS「尽くす男」で競り合ったとしても、女性が競り勝ちます。
あんなに「彼女に尽くすのが生き甲斐!」と言っていた彼も、尽くす女の前では次第に活力を失い、尽くされることが辛くなってくる。
だから、尽くす女は幸せになれないんです。
男は熱量を維持できません。なのにも関わらず高い熱量でぶつかっていけば、彼は灰になります。
高い熱量で張り合えるのは、交際直後(1〜3ヶ月くらい)のみ。
「男はどう頑張っても高い熱量を維持できない。」
このことをまず知ってください。
あなたの尽くしが足りないから、彼が冷めているのではありません。
あなたが尽くそうが何をしようが交際期間が長くなれば冷めていきます。(冷める=嫌いになるというわけではないのでご注意を。)
決してあなたのせいではないのです。
だから、冷めてきた彼をみて焦らないでください、不安にならないでください。
不安をかき消すために、尽くしたところで結果は悪い方向に進むばかりで何の解決にもなりません。
どうすれば彼は情熱を失わずに愛し続けてくれるのか?
身もふたをないことを言うようですが、どう足掻こうが情熱はじょじょに失われていきます。
これは極々自然なことです。ただ、情熱のベクトルが少しずつ変わり始めます。
交際当初のように熱々の気持ちはなくなりますが、そのかわり「ずっと一緒にいたいなぁ…大事にしていきたいなぁ…」という別の情熱、モチベーションが出てきます。
では、どうすれば「ずっと一緒にいたい…」と思われる彼女になれるのか、詳しくは「ずっと一緒にいたい!と思われる彼女になるための恋愛講座」で書かせて頂きましたが、ここでも簡単に触れておきましょう。
あくまで個人的な意見ではありますが、私は「距離感」にその答えがあると思っています。
彼女であることを良いことに彼氏のテリトリーにずかずか入るのは御法度です。
「彼女なんだから私を優先しろ。」
直接こうゆう言葉を使わなくても、そう言われているように感じることがよくあります。
例えば、女性のいる飲み会に参加することを良く思わない彼女が典型例です。
「なぜ私を不安にさせようとするのか。」、「私という存在がいながら他の女と飲みたいのか。」などなど。
言葉にせずとも、不満げな態度を取った段階で、彼にとっては「私を優先しろ。」と言われたのと同義です。
彼には彼の生活があります。彼の息抜きのしかたがあります。
そのユートピアを、彼女というだけで侵すことを彼は認めてはくれません。
「尽くす女」というのは、この距離感の取り方がとてもヘタクソです。
なぜなら、尽くす女も所詮人間、尽くしたらそれに対する見返りを求める場合がほとんどだからです。(見返りを求めない尽力が良いというわけではありません。)
「自分はなぜこんなに尽くしてるのに、恩を仇で返すようなマネをするのか?」
そう思い始めた瞬間に、懸命な努力は自己満足、相手への押しつけへと変わってしまっています。
こんなに尽くしているのだから、彼の行動を知る権利、制限する権利があると勘違いしてしまい、距離感を見誤ってしまうのです。
ですから彼氏と末永い関係を築いていきたいのであれば「距離感」を意識してください。
恋人関係といえども、所詮他人に過ぎない。そして、親しき仲にも礼儀があることを忘れないでください。
そうやって適切な「距離感」を保つことが出来れば、辛くて苦しい恋愛を経験することは少なくなるはずです。
「尽くす女」は直せますか?
当然直せます。
「尽くすことに何の意味もない。自分が苦しくなるだけ。」と、本当の意味で理解することが出来れば、自然と悪癖は直ります。
尽くすことが報われることはありません。
なぜなら、選んだ彼氏が悪いのではなく、自分が彼を変えてしまっているからです。
透明な水に黒い絵の具を溶けば、そりゃ黒い水になります。
「尽くすことが報われるかも…」と期待を持つことは「黒の絵の具を溶かしても色の変わらない水があるかも…」と期待するのと全く同じです。
いかに無意味かをお分かりいただけるでしょうか。
冒頭にも書きましたが「尽くす女性」を傷つけたいわけではありません、厳しいことばかり書いてきましたが本当に傷つけたいわけじゃないんです。
ただ、報われない努力を繰り返してはまた傷つく。そんな生活をしていたら、女性の精神はどうなってしまうでしょうか。
ズタボロになるに決まっているんです。
そんな最悪のスパイラルから抜け出すための一歩として、この記事を活用してもらえると書いた甲斐があります。
「尽くす女」は直せます。絶対に直せますので安心してください。
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