大好きな彼を独占したい気持ちや他の女性への嫉妬心の疲れから、束縛心が芽生えるのはよくわかるし、至って自然な反応だとも思う。
今日はこの束縛について、男の僕が率直に感じることを書いてみようと思う。
適度な束縛は嬉しい。
行き過ぎた束縛についての感想は後で書くとして適度な束縛については素直に嬉しいと感じるのが正直な気持ち。
じゃあ適度ってどれくらいよ?ってところがとても大事なのですが、あくまで僕の考えるラインは「他の女性に対して軽い嫉妬心を覚える程度」となります。
例えば女性のいる飲み会に参加するとしたら「ちょっと嫉妬しちゃうな…でも付き合いもあるもんね!我慢する!」くらいな感じ。
つまり、行動の制限はされない範囲での束縛ということです。この程度の束縛であれば彼女から愛されてるんだなぁと思うし、愛おしささえ覚えます。
僕が思うに、束縛(これを束縛というのかはわかりませんが…)は適度にしておいたほうが、絶対に互いに良好な関係を築けます。
行動の制限はしないけど、少し口に出す程度の方が、結果的に彼の行動を制限できると思います。やっぱり愛おしさを感じれば彼女に気を遣って、女性のいる飲み会を避けたり、LINEのやりとりを少なくしたりしてあげたくなっちゃうものです。
極度の束縛は即別れるレベルで無理。
一方で極度の束縛は最悪です。彼をつなぎ止めるつもりに始めた束縛なのに結果的に彼を手放す結果に繋がる可能性がかなり高いのでマジで女性の皆さんは注意した方が良いよ。
極度とは、例えば「女の連絡先全部消せ!」とか「女と一切連絡を取るな!」とか「女のいる飲み会には絶対に参加するな!」とかを指します。
10代ならまだしも、大学生、社会人にもなれば異性との自然な付き合いは避けては通れない。なのにも関わらずそれを制限しろと言われたら、ストレス以外の何者でもありません。
そんな束縛をしていたら、いつか絶対彼に捨てられます。マジで保証する。
女性と連絡を取ったり、飲み会をしたりするのは極々自然なことで、世の男性の9割以上は普通にやっていることなのです。
そんな束縛の仕方をしていたら、いつか一般常識との天秤にかかります。どうゆうことかというと、女子会同様、男だけの飲み会でも今付き合ってる彼女はどんな人なのかって話をするわけです。
あなたがもし、極度の束縛をしているとして、彼がそのことを話した途端、男友達からは絶対こうゆう言葉が飛んできます。
と。この言葉が飛んできたら、彼は確実に「本当にこの人と付き合うことが幸せなのか…」と感じるのです。
次に、なぜ彼女の一存で全てを決められなければならないのかを考え始めます。それはそれは楽しい飲み会に束縛彼女のせいでいけない…あいつのせいで…あいつのせいで…とね。
これが極度まで高まると、どうなるか?
はい、捨てられます。
結婚してるならまだしも、女なんて星の数ほどいるわけですから…つまり、なにが言いたいかと言うと、束縛彼女との付き合いはとても不安定なものだと言うことです。
今はなにもないかもしれない、でもなにかの拍子、例えば優しくて好みの女性が万が一現れた場合に高い確率で乗り換えられます。
ちょっと難しい言葉で言うと束縛というのは恐怖政治と一緒です。
恐怖政治とは、暴力などで相手を抑圧し、従わさせるという意味なのですが、過去の歴史で恐怖政治を取る国家が長期間繁栄したことはありません。これが歴然たる事実です。
結局、恐怖で抑圧すると、どこかで民衆の不満が弾け、国家は転覆するのです。ほら、ソ連のスターリンとかイタリアのムッソリーニとか知りません?よくわからない人はググってみてください。
極度の束縛というのはスターリンやムッソリーニと同じで、恐怖で彼を抑えつけているということなのです。
つまり束縛はあなた自身の首を絞めることになる。
極度の束縛というのは、まさに本末転倒。彼を繋ぎ止めるためにやっている束縛が、実は彼を遠ざける結果となって、あなたの首を絞めることになるのです。
冷静に考えてみましょう。束縛をしちゃうくらい好きな人なら、当然いつかは結婚もしたいと思っているはずです。
でもね、このまま束縛を続けるのであれば、あなたは彼と絶対に結婚なんかできません。絶対にです。
結婚というのは、この人となら一生一緒にいれる。と確信しないと成立しないのです。束縛でがんじがらめにしようとする女性とずっと一緒にいたいなんて普通は考えないんですよ。
結婚してたって、やっぱり他の女性というのは男にとって生き甲斐の一つなのです。他の女性と一緒にお酒も飲みたいし遊びたいというのが男の本音なのです。(浮気をするということではありません。)
その楽しみを一生奪われることは苦痛以外のなにものでもありませんので、断じて束縛女を嫁に迎えるようなことはしません。
だから、束縛は今すぐやめた方が良い。束縛をすることで一時的に彼を繋ぎ止めることはできるかもしれない、でも1年…2年…結婚と、長期的に彼を繋ぎ止めることは出来ません。
恐怖政治と同じ。恐怖による抑圧はいつか絶対に弾けます。
彼と末永く一緒にいたいと願うのであれば、束縛をしないことが一番の近道なのです。これが今、僕がアナタに伝えることの出来る大事な教訓です。
まとめ
- 軽度の束縛であれば男は嬉しい。
- しかし、極度の束縛はNG
- 極度の束縛をする女とは長くは付き合えない
- 彼とずっと一緒にいることを願うのであれば今すぐ束縛はやめること