「その日は、無理なんだよねー」
恋愛というのはデートをしないことには始まらない。出会う→メールする→デートする→付き合う。恋愛は基本的にこの流れを踏む。しかし、このデートを目前に撃沈する人が圧倒的に多いように思う。
「直接話せば伝わることもあるはずなのに…」と、デートに応じてくれない女性を目の前に唇を噛む男性が驚くほどいるのです。
そんな世の男性たちに、デートに応じてくれる可能性を格段に高める方法をステップを追って説明させていただきます。
STEP1:女性との関係は詰める
デートに応じてくれるメール・LINEテクニックというと、文面の雛形なんかを教えてくれるとイメージしている人も多かったと思うが、その前に大事なことを話しておきたい。
それは相手との距離。
距離が遠いと、どんな誘い文句を使っても基本的には断られることになる。デートのお誘いの成功率をあげるためには互いの距離を極力縮めなければならない。
では、どうすれば距離を縮めることができるのか?それは至極単純で、極力メール・LINEで繋がっている期間を長く保てば良い。
メール・LINEで繋がっている期間というのは、どちらかが返信を待っている状態の期間のトータルを指します。というと、「極力多くやりとりすれば良いのですか?」と質問されるのですが、それはちょっと違います。
多くやりとりするのに越したことはないのですが、そこを目標にすると、どこかで面倒がられて既読スルーを食らう可能性があるので、重きはあくまで繋がっている期間に置くべき。
時間の力というのは凄いのです。例えば、ほとんど話をしなくても、同じ教室に1年間いれば、自然とその人に対して赤の他人以上のものは感じるようになるのです。
メール・LINEで繋がっている期間が長くなればなるほど、親近感というものがお互いの中に芽生えてきます。親近感が芽生えてくるとどうなるかというと「デートに応じてもらいやすくなる」のです。
具体的な期間は人それぞれなので、お答えできませんが親近感を測る指標としては
- 冗談を言ってくれる
- こちらに質問してくれる
- 自分の話を積極的にしてくれる
この3つを中心に親近感を測ると良いでしょう。デートのお誘いにミスる人ってのは、距離感がまだ遠いうち(全くの赤の他人のうち)にいきなり誘ってしまうからミスるのです。
あなたはその女性に興味があるのかもしれませんが、その女性があなたに興味があるとは限りません。興味が無い男性からのお誘いに女性はそう簡単に応じてはくれない。
だから、誘う前にしっかりと距離を縮めることを心がける必要があるのです。
STEP2:誘う場所と時間帯を決める。
ここを疎かにする人多し。誘う場所と時間帯を間違えると断られる可能性が高い。
Ⅰ.誘う場所
映画館や遊園地はNG。お互いに見たい映画などがあれば良いですが…
なぜダメかというと、映画館や遊園地というのは、”デート”を連想させてしまうからです。
「あなたと恋人ごっこがしたいでつ!」と宣言しているようなものです。落ち着いてください、相手はこちらに興味の無い女性なのです。
女性は、こちらの好意を悟ると”気遣い”を発動してきます。女性は優しい生き物なので「期待させるのも可哀想だし…」と、気遣ってデートに応じない場合も多々あるのです。
恋人ごっこを連想させる場所を選択すると、気遣いガードを発動される可能性があるので、注意した方が良い。
Q.じゃあ、どこかが良いんだよ?」→A.「ランチに誘う」
さらに突っ込むと、ベタですがスイーツが一番手っ取り早い。恋愛感情を持たれていない初期段階では、あなたと時間をともにすることにメリットを感じてもらわなければならない。
あなたは、好きでもない女性からどこに誘われたら行く気になりますか?例えば、好きなバンドのライブに誘われたら行きますよね。
それと同じで、メリットを感じてもらえないと、デートには応じてくれないのです。必ずスイーツである必要はありませんが、とにかくランチがベター。ちなみにディナーは避けた方が良いです。
Ⅱ.誘う時間は昼
お酒が飲める年になると、ついつい飲みに誘いがちですがそれはNG。「あわよくば…」その下心、見抜かれてます。
夜は女性の警戒心を高めるので、応じてくれる確率がぐっと下がってしまいます。誘う時は昼間の時間帯を選びましょう。
Ⅲ.その日の週末は避けろ
「今週末とかどう?」というのは少し急ぎすぎ。あと「明日とかどう?」も御法度で、焦ってはなりません。
その理由ですが
- 女性は男性より予定が入っていることが多い
- 暇な女だと思われたくない
以上2つが主な理由になります。まず一つ目ですが、女性は男より、異性と遊ぶ頻度が多い。なので、週末は結構予定が入っていたりするのです。だから、誘う時は最低でも”来週末”くらいにしましょう。
2つめが、女性は世間体を気にする生き物なので、明日のデートに応じれるような暇な女だと思われたくないのです。そんな誘い方をしてしまうと、予定が無くても「明日予定があって…」と嘘をつかれてしまいます。
誘う時はしっかりと時間に余裕を持って誘いましょう。
STEP3:誘い文句を考える。
まずダメな例を挙げていきます。
- 「○日とか暇ですか?」
- 「○日パンケーキ食べにいかない?」
これ、よくやっている人いますが最悪です。1つめは先ほども申し上げたとおり「女性は暇な生き物だと思われたくない」のです。こんな聞き方をしてしまうと、女性は自尊心を保つために、なにかと理由を付けて断ろうとします。
2つめの悪いところは、どこでなにをするのかが書いていないということ。このメールは相手にブラックボックスを投げているのと変わりません。女性からすると、不安になる誘い方なのです。
あれ、なぜ3つめの「○日パンケーキ食べにいかない?」がダメなのでしょうか、目的が明確だし、いいじゃないか!と思われる人もいると思います。
ぶっちゃけそこまで悪い誘い方ではないのですがもっと良い誘い方がある!
「○○ってスイーツ屋いったことある?」→「ない!行ってみたいとは思っているけど…」→「1回行ったんだけど凄い美味しかったよ」→「いいなぁ・・」→「そのうち機会があれば、食べにいきましょ」→「そだね」→(数日から数週間空けてから)→「そいえば前話してた○○ってスイーツや来週末とか一緒にいきません?」
これが一番理想的な流れ。ポイントは一度”いつかは未定だけど、一緒にいく”という約束を簡単に交わしておくこと。女性はこのとき本当に誘われるかどうかはあんまり意識していないので、結構軽い気持ちで「いくー」と発言してくる可能性が高い。
そして、時間をあけてから本格的に誘うのです。簡単な約束でも、それを破ることに大きな抵抗を覚える人も多い、この心理を逆手に取って二段階でお誘いをするのです。
「少し強引なんじゃない?」→「良いんです。強引で。」動機は不純で良い、デートをして自分を売り込まなければなにも始まらないのだから、まずは誘いに応じてもらうことだけを考えれば良い。
伏線を張っておいて、あとでそれを回収するみたいな感じですね。この二段階アプローチはデートに応じてくれる可能性を格段に高めます。
○STEPをまとめると…
- まずは極力長くやりとりをして、互いの距離感・親密度を高める
- 誘う時は映画館などの恋人ごっこを連想させる場所はさけて、ランチに誘う
- 誘う時は、夜ではなく昼の時間帯を選ぶ
- 誘い文句は2段階構えで、①簡単な約束を取り付ける ②その後、本格的な約束を取り付ける。