『30歳の女?やだよ、おばさんじゃん。』
この言葉を聞いたのは僕が21歳のとき。
そして発言したのは、30歳の男性。
全く同い年の女性をおばさん呼ばわりする…
当時21歳の僕にとっては理解が難しかった。
なんて考えた記憶があります。
当時の僕にとって30歳の女性は、魅惑的で手の届かない大人のおねぇさん。そんな印象だったと思います。
あれから10年、30歳の女性に魅力を感じるようになったかと聞かれれば、答えはNO。
おばさんとは思いませんが、20代の女性の方が遥かに魅力を感じます。
30歳になると、結婚が難しくなり始めることは、あなたもなんとなくわかっているはずですし、それはある程度事実です。
じゃあ『何歳から婚活を始めるのベストなのか?』
30歳?20歳?22歳?
いいえ、違います。
婚活を始めるベスト年齢
まず結論から言ってしまうと、婚活を始めるベストな年齢は24〜28歳です。
30歳を越えると少し遅い、35歳を越えると完全にタイムリミットを越えます。
24〜28歳は外見、年齢的にも需要があるし、社会経験を通じて色々な男性を見てきているから、ヤベェやつとまともな奴の区別がそこそこできます。
これまた難しい問題で、結婚があまりに早すぎると、離婚率って高くなる傾向があるんですよね。
20〜22歳で結婚する人は、男性を外見だけで判断しがちで、性格的な部分(彼の本質的な部分)を見極める能力が低い。
それにまだまだ結婚適齢期だから『今ならやり直しができる…』との気持ちもあって、結婚生活に対する忍耐力も弱くなりがち。結果、離婚に至ることが多くなります。
年齢・外見・精神面で完璧なバランスを誇る24〜28歳こそ、婚活を始めるベストな年齢なんです。
大事なのでもう一度。
年齢・外見・精神面で完璧なバランスを誇る24〜28歳こそ、婚活を始めるベストな年齢なんです。
婚活市場における女性の年齢の価値
婚活に参加する女性の多くが、男性のステータス(年収・職業・学歴)を重視するように、男性は女性の年齢をめちゃくちゃ重視します。
なぜなら、男は若い子がだいっすきだから。死ぬほどだいっすきだから。
30歳過ぎで婚活市場に飛び込もうものなら、市場において男性がどれだけ『年齢』を大切にして相手選びをしているかを痛感できることでしょう。
30歳になった途端、衝撃的なほど需要が少なくなるのが婚活の掟。
女性にとって『20代』であることは、いわばプラチナチケットなんです。
ただ悲しいかな、大半の女性はプラチナチケットの切れる三十路になって初めて結婚を焦り始めるんだ。
『時すでに遅し。』とまでは言いませんが、三十路であるというだけで、婚活の難易度は一気に上がる。
29歳11ヶ月と30歳0ヶ月、その差はたったの1ヶ月だけど、婚活市場での価値には雲泥の差がつきます。
それほど『30歳』というのは、男性にとって悪いインパクトを与える年齢なんです。
婚活市場における『女性の年齢の価値』は『男性の年収の価値』と同等、いやそれ以上です。
20代の価値=年収800万とすると、30代の価値=年収400万と言っても、決して言い過ぎじゃないのが怖いところ。
だから、20代であることを本当に大切にして欲しいんです。自覚はなくても、婚活市場におけるプラチナチケットをあなたは握っているんです。
そのプラチナチケット、捨てるのか???捨てないのか???
それはあなた次第です。
30代女性の婚活の現実
まず現実として目の当たりにするのは婚活市場における『30代』への風あたりの強さでしょう。
例えば多種多様な婚活パーティのうち、男性に圧倒的な人気を誇る婚活パーティってご存知ですか?
答えは『20代女性限定 婚活パーティ』です。参加者の女性全員が20代というだけで、申し込み定員数があっという間に埋まります。
さて、これが『30代女性限定 婚活パーティ』となるとどうでしょうか。
ご覧のとおり一気に空席が目立ち始めます。
先ほど言った『29歳11ヶ月と30歳0ヶ月、その差はたったの1ヶ月だけど、婚活市場での価値には雲泥の差がつきます。』の意味がよくわかると思います。
これが30代女性の婚活の現実です。
『30代』
ただそれだけの事実で参加できる婚活パーティも少なくなるし、参加費用もグッと高くなるのです。
酷くないですか?
29歳から30歳になったところで、その人の性格は絶対に変わりません。歳がひとつ増えただけですからね。
でも婚活市場では扱いがガラッと変わってしまうのです。
ゆっくりと話せば、自分の魅力にも気づいてもらえるはずなのに、その機会さえ、奪われ始める。
それが30代女性の婚活の現実なんです。
30代に突入してからの婚活で、まず最初に気づくのは
『男性って本当に若い子が好きなんだ…』ということでしょう。
『婚活』をする以上『30代』という事実は必ずのしかかってきます。
厳しい結婚相談員だとマジで『あなた30代でしょ?それに特別美人でもないでしょ?男を選べる立場じゃないことをまず自覚しなさい!』と言われます、お説教されます。
30代女性の婚活の現実は、あなたが想像している100倍厳しいのです。
繰り返しますが、20代のプラチナチケットを使いますか?それとも捨てますか?
35歳を越えると結婚相談所を使わざるを得なくなります。
30歳で婚活の難易度がグッと上がります。
35歳を越えると、ぐぐぐぐグーーーーググーーぐーーーー!!!!と上がります。
東京タワー10塔分くらい上がります。
ぶっちゃけてしまうと、35歳を超えたら結婚相談所に頼らないと結婚できません。
『別に結婚相談所でえぇやん。』と思っているなら、甘い。
まず結婚相談所の利用料ってどれだけ掛かるか知っていますか。
相談所にもよりますが
登録料:100,000円前後
月額利用料:15,000円前後
成婚料:100,000〜300,000円前後 ※掛からないサービスもあります。
1年間活動したとして最大で550,000円です。
5万じゃないですよ?55万!諭吉さん55枚。
少なくとも数十万は掛かると覚悟してください。
数十万あれば、何ができますか?
まず憧れのイタリア旅行ができますね。
夢だった全身脱毛もできますね。
目の悪い人は視力矯正手術を受けて、メガネやコンタクトレンズの煩わしさが開放されますね。
結婚相談所にかかる費用って、そんな費用なんですよ。
数十万払って、イケメン&高身長&高年収&優しい旦那を見つけられる安いもんですけど、果たしてそれが叶うかどうか…
大金を積まないと、結婚の見込みがない男性が集まる場所ですよ、結婚相談所は。
誰だって最初は無料で始められる婚活からスタートするんです、でも、それでは見つからず、有料のサービスを使ってみる。
それでも見つからず、挙句の果てに結婚相談所に数十万支払うことを決意して、意地でも結婚しようとするわけです。
もちろん、全員が全員変な人だ、結婚不適合者だとかは言いません。ですが、変な人が多いのは事実。
35歳を越えると、その魔境に飛び込まざるを得なくなります。
ですから、冒頭で『30歳からの婚活は少し遅い。35歳からの婚活は完全にタイムリミットを超えている。』と言ったのです。
厳しいことを言っていますか?酷いことを言っていますか?
でも、事実なんです。
婚活はみっともない!プライドが許さない!
このように考える女性がとても多い。
『お付き合いの延長線上に結婚があるのであって、スタートから結婚を前提に物事を進めるのは、おかしい!』
という気持ちもわかります。
でも、婚活は決してみっともないことではありません。
僕の知り合いに26歳の女性がいて、ある日こんなことを言っていました。
『マッチングアプリとかで知り合う人が最近多い!私は不純だと思う!』と。
僕は、彼女の言葉を聞いて
と思いました。
自然に出会って、恋愛して、結婚する。それが理想なのはわかります。でも、あなたの結婚適齢期に白馬の王子様が現れる保証はありません。
めちゃくちゃ美人なら大丈夫でしょう。合コン行って、かっこいいなと思った男性に声をかければ、一撃で仕留めることができます。
ですが、世の中の女性全てが美女なわけではありませんので、中には片思いで終わる恋愛も出てくることでしょう。
自分がモテるタイプか、世間の男性からどう見られてるのか。
このリアルな部分を踏まえて
と考える女性を素直に尊敬します。
26歳の彼女は残念ながら可愛くありません。でも彼女は自然な出会い、白馬の王子さまを求めている。
直接言ったらセクハラになりますので口は開きませんでしたが
と心の中で思ったんです。
自然な出会いにこだわって生き遅れるか、プライドを捨てて幸せを掴むか。
あなたはどっちがいいですか?
婚活は合理的な方法
婚活というのは、とても合理的な方法です。
だって、結婚の意思のある2人が同じゴールを見ているわけですから。
自然恋愛はそうはいきませんよね。交際する中で、互いに結婚の意思が生まれれば良いですが、そうじゃない場合も多々あります。
特に男性側に…
結婚適齢期が過ぎつつあるのに、プロポーズの気配すらないとモヤモヤしている女性は、ごまんといます。
あなたに結婚の意思があっても、彼に意思があるかわからないんです。自然恋愛の場合。
どうしますか?
30歳で急に振られたら。
男の人は女性と違って結婚適齢期が長いので、30歳で別れてもまだ婚活市場で価値が残っていますが、女性はそうはいきません。
でも、そんな無責任な男がゴロゴロといるんです、それに悩まされる女性がゴロゴロといるんです。
その点、婚活は目的が非常にはっきりしていて、合理的です。
『結婚を前提にお付き合い』が婚活の場合は確約されています。これは女性にとって大きな保険です。
付き合ってみて相性が合わなければ、すぐに別れて次に進む決断ができますので、無駄な時間・エネルギーを恋愛に費やす必要がありません。
10代の頃なら、ロマンスに時間を投入するの良い経験です。でも、20代半ばを越えたら、そんな綺麗事を言っている余裕はありますか。
今すぐやるか、それともやらないか??
ただそれだけです。
友人の結婚を喜べなくなる自分になりたいか、なりたくないか?
未婚でいることがもっとも辛くなる瞬間。
それは友人の結婚すら喜べなくなる自分になってしまうこと。
20代前半から半ばの頃って、心の底から友人の結婚を喜べるんです。
結婚式に参加すれば、素直に微笑ましくもなるし、幸せを分けてもらえた気分にもなる。『よし、私も結婚するぞー!』そんな前向きな気持ちにもなる。
でも、30代となったら話は別。
結婚式に参加する度に、Facebookでの結婚報告を見る度に、黒い感情が湧いてくる。
『離婚すれば良いのに(笑)』
口に出さずとも、心の中でそう思うようになったら、もはや人格障害。
そんなクソみたいな性格の人が結婚できると思いますか?いいや、できない、絶対に。
そんな心の狭い人間になりたいですか、Facebookでの結婚報告を見て『離婚すればいいのに(笑)』←こんなことを考える女性になりたいですか。
その姿は、あなたが昔思い描いていた大人の女性ですか?
今ならまだ間に合います。
婚活は病気と同じで、若さを失ったときに初めて、その有り難みに気づきます。
この有り難みに30歳を越えてから気づく女性もいれば、35歳を越えてから気づく女性もいます。
でもあなたは20代のうちに気づくことができました。
今ならまだ間に合います。今ならまだ間に合うんです。
ですが、具体的に何から始めれば良いのかわからないですよね。
そんな人のために記事を書きましたので、生き遅れたくない人は絶対に見てください。
今ならまだ間に合いますから。