「付き合ってから(結婚してから)、彼が優しくなくなった。」と多くの女性が口々に訴える。
「ロマンチックは過去のもの…」と嘆き、そのフラストレーションを彼にぶつける女性も多いであろう。
なかには、このフラストレーションがきっかけで、別れまで発展するケースも。
ただ、わかってくれ世の乙女たちよ。
男に悪気はない。
むしろ、女性としては、男性の脱ロマンチストを喜ぶべきなのだ。
女性は一様に男にロマンを求める。結婚後に「今日もきれいだよ」と全力のお世辞を言われても、舞い上がってしまうのは、その所以である。
しかし、男は違う。愛の示し方が、女性とは違うのだ。
女性は、目に見える物で愛を示す。例えば、キスをしたり、クソも美味しくない料理をつくってあげたりと。
だが、男性は、目に見えないかたちで愛を示す。
男性の、恋愛における究極目標は、女とヤることである。この究極目標に到達すべく、男性は女性に、ロマンというエサを飼え与える。
恋愛過渡期に男性が一番優しくなる所以である。
花をプレゼントしたり、彼女の些細な変化に気づいたり…
とにかく恋愛過渡期の男性は気が利く。
女性は、このときの彼が、未来永劫継続されることを願うわけだ。
「このままで居てくれたら、結婚しても良いかも…」と。
だが、ある時期を境に、男性からきめ細やかさが失われる。
そう、自由にあなたと、ヤレるようになったらだ。
目的を達成した彼にとって、もうあなたにロマンを与える理由はないのだ。
女性はこの現状を見て、”ここにもう愛はない”という。男性はこの現状をみて、”これこそが愛のかたちだ”という。
なぜなら、目的を達成してもなお、一緒に居ることを選んでいるのだ。
あなたはショッピングが済んでもなお、同じ店に留まることを選ぶであろうか。きっと選ばないであろう。
だが、男性は、それでもなお、あなたのもとに留まっているのだ。
これを愛と呼ばず、なんと呼ぶのであろうか。
これこそが、男の愛の示し方なのだ。
女性は、”愛を行動で示せ”という。
なんと!”留まる”という行動をとっているではないか!もう目的は達成されているのにも関わらずですぞ!
”昔と違う…だから私のこと嫌いになったんだ…”と悩む必要はないぞ、世の乙女たちよ。
これが、男という生き物なのだから…
ってことでいいんだよね?みんな?(世の男性)