と悩んでいる女性向けの記事です。
まず初めに言っておくと、恋愛結婚であろうと婚活であろうと、理想と現実にギャップを感じない人は、ほとんどいません。
今は3人に1人が離婚する時代です。
離婚まで行かなくても、専業主婦になったことや、子がかすがいとなっていることで、離婚に踏み切れない人も含めると、既婚者の半分は、この理想と現実のギャップに悩んでいると言っても過言ではないと思います。
さらに婚活となると、この理想と現実がかけ離れてしまう可能性はぐっと上がってしまいます。(相手選びに妥協を強いられることがどうしても多いから。)
だから
との考えをまず捨てる事が大事かと思います。
0にするのではなく、極力、理想と現実のギャップを縮めるためには、どうすれば良いのか。こういった考えのもと、解決策を考えていきましょう。
解決策1:妥協できるものと妥協できないものを整理する
まずは、結婚生活を円満に進める上で、何が優先順位が高いのか、低いのかを、ざっくりと整理してみましょう。
この整理をするときに役に立つのが、既婚者(経験者)の声です。僕の方で整理させてもらうと以下の様な感じになりました。
○妥協できるもの
1 年齢
その人の経済力や、性格が大事なので、年齢を気にする必要はないと思う。男の人であれば何歳でも子どもをつくることはできるし。
2 見た目
毎日一緒にいれば、結局飽きる。身長や顔のありがたみは、交際時にしか感じない。結婚したら、お互い身なりにだらしくなるし、横幅も広がっていく。
3.学歴
大事なのはいくら稼いでいるか!!!東大卒年収200万VS高卒年収700万なら、高卒と結婚するでしょうに…
○妥協できないもの
1 性格・フィーリング
毎日一緒となると、ルックスより性格やフィーリングのほうが全然大切。性格が合わなくて毎日お互いにイライラするのは、とても辛い。ルックスが嫌で離婚する人はいないけど、性格の不一致で離婚する人は腐るほどいると思う…
うちの夫はテーブルに出したドレッシングなんかを全然片付けないくせに、私が出しっぱなしにしてると、すぐ指摘してくる。ほんっとムカつく。
2 経済力
生活水準にダイレクトに影響してくるから大事。好きなように外食ができなったり、生活を切り詰めるのも辛い。収入が低いと子どもに自由に習い事をさせることもできない。
3 子ども観
結婚後に旦那の子ども嫌いが発覚…私は欲しいのに、旦那はいらないらしい…子どもいない結婚生活に何の意味があるかわからない。
以上となります。まとめてみると、大きく分けて2つに分かれることがわかります。
それは贅沢品と必需品です。
あったらいいな。と言えるものと、なくてはならない。と言えるものの2つに分かれますね。
学歴や見た目など、実生活に影響のないものは贅沢品に該当して、性格や年収などの、日々の生活にダイレクトに影響してくるものは必需品に該当します。
なので、まずは必需品に、どこまでの質を求めるかを考えてみましょう。
例えば、旦那の年収。
一般的な過程の世帯年収はおおよそ500万円〜700万円です。というより、これだけの年収があれば、とりあえず人並みの生活を送ることは出来ます。(家を建てたり、子どもを育てたり。)
なので、共働きを考えているのか、それとも専業主婦になりたいのかをはっきりさせておきましょう。
共働きであれば、旦那の年収が300〜400万程度でも十分人並みの生活を送ることが出来ますが、専業主婦を希望するなら、もう少し欲しいところです。
世帯年収が300万〜400万程度だと、まず自分の希望通りの住居は構えられないと思います。
都市圏だったら、分譲マンションに甘んじざるを得なくなったり、一軒家を建てるとしても、立地の妥協や、家の大きさや、間取りの妥協を強いられます。
また、子どもの習い事や、旅行、外食などの娯楽にも制約を受けることになります。
この現実を踏まえて、自分はどうゆう生活をしたいのかを考えてください。
くれぐれも
なんて希望は出さないように。
そんな希望が叶うなら、とうの昔にあなたは結婚市場でお相手を見つけています。
次に性格ですね。性格は正直なところ結婚してみないと分からない部分が確実にあります。そのギャップに驚きたくないなら、やっぱり同棲してみるのが一番かと思います。
1週間に1回程度のデートじゃ、相手の性格は見破れませんので、疑似結婚生活を同棲という形で過ごしてみるのが一番確実です。
それでもギャップに悩む夫婦がいるわけですが…
最後に、子ども観です。これ、婚活でなかなか注目されませんが、めちゃくちゃ大事です。
結婚=子どものいる生活を考えている人はもの凄く多いので、事前にしっかりと確認する必要があります。
この確認はそんなに難しくないですね、婚活で質問等できますから、率直に質問をぶつけてみれば解決すると思います。
あと何人の子どもが欲しいのかも確認できたら確認しておきましょう。
次に贅沢品の話です。
相手の身長だったり、容姿だったり、学歴だったり。あってもなくても、自分の生き死には大した関係のないものですね。
これらは、実際に結婚した人の声を聞くと
との答えが多いように思えます。
もちろん贅沢品なので、あるに越したことはないですが、自分のスペックでどこまで望めるのかを真剣に考えてみる必要はありそうです。
解決策2:理想のイメージをモヤモヤさせてみる
これ、このブログではしつこいくらい言っているのですが、理想のイメージをモヤモヤさせることで、婚活が急速に進むことがよくあります。
例えば、どんな人と結婚したいのか?という問に
みたいな感じに、イメージをあえて漠然にしてみるわけです。
こうすれば、選択肢に幅が出てきます。また、理想がモヤモヤしているから理想と現実の正確な距離(ギャップ)を測ることができなくなり、悩むことが少なくなります。
婚活が怖いのは、本来、理想はモヤモヤしたはずのものなのに、希望シートに色々数字や文字として書いてしまうことで、イメージが鮮明になってしまうんですね。
例えば、大きな家に住みたいなぁ〜との理想を持っている人は多いと思いますが、大きな家で〜外壁はこんな感じで〜照明はこんな感じで〜なんて、具体的な理想を持っている人はほとんどいません。
ですが、婚活では家の理想を細部まで決めてしまうことが非常に多い。ドアの色や、延床面積まで決めてしまっている様なものです
理想のイメージを鮮明にしてしまうと、とても人間は排他的になってしまうんです。
年収の希望を600万以上と出しているところに、年収500万の男性が来てしまうと、機械的にその男性をハネてしまうわけです。
これ本当に勿体ない。だって年収500万あれば人並みの生活は出来るんですから。
このように理想をはっきりさせてしまうと、現実との距離を正確に計れるので、選別がかなり機械的になるというデメリットがあります。
あなたが小石だと思って機械的に捨てたものは、実は高価なダイヤモンドだったかもしれませんよ。
解決策3:実際に婚活をして、自分の需要を調べてみる
百聞は一見にしかず、ということで、頭でグダグダ考えないで、思い切って婚活市場に飛び込んでいるのもとても大事です。
自分が婚活市場で、どれだけの需要があるのか。これを調べてみないことには、どこまで贅沢品を望めるのかがわかりません。
あの〜必需品だけで良ければ誰でも結婚できます。だって年収500万を超えている人は珍しくないですし、性格のいい人だって全然稀じゃありません。
婚活で「年収500万」「性格穏やかな人」と条件を設定して、あなたの条件に合う人は見つかりませんでした。なんてことは絶対にありませんから。
問題は自分がどこまでの贅沢品を望める女性なのかを計ることです。
10万円の真珠と、200万円のダイヤを交換することは、市場原理上、不可能。
交換するものの価値を、かなり近づけないことには成約しません。
でも、人の値段をボタン一つで計ることは無理ですから、実際に市場に出てみるしかないわけです。
1年も婚活をしていれば、婚活市場における自分の価値がおおよそ分かってきます。なぜなら、自分に好意を持つ男性が、どうゆうレベルの層が多いのかがわかりますから。
理想を追い求めて、何年間も婚活を続けることを否定はしませんが、厳しいことを言わせてもらうと、年齢を重ねれば重ねるほど、あなたの婚活市場での価値は下落することはあれど、上昇することはありません。
男性にとって、女性の若さというのはとても大事ですから…
それは外見的魅力もしかり、子どものことを考えると、より安全に産める可能性の高い、若い女性に価値を感じるのは至極当然です。
ちなみに35歳の人で結婚までこぎ着けられる人は、僅か12%です。36歳になると9%に減り、37歳になると6%まで減ります。
25歳→26歳の重みと、35歳→36歳の重みは同じ1歳でも全く次元の違うものなんですね。
35歳は極端だとしても、女性は30歳を越えると、市場での価値は確実に落ちます。そのあたりは20代後半女性は婚活で需要があるのか?で詳しく書かせてもらったとおりです。
だから、あんまりゆっくりと婚活している余裕はありません。
婚活市場に飛び込むことで、自分の市場価値に目をそらさず、直視をすること。
自分が婚活市場で持ち得る価値を理解した上で、贅沢品にどこまでの質を求めることができるのかを見極めれば、婚活もスムーズに進むと思います。
婚活はとってもストレスがかかる作業です。周囲の結婚ラッシュも手伝って、精神衛生上も決して好ましいものではないでしょう。
でも、今回書かせてもらった解決策を参考に、戦略的に婚活を進めていけば、開ける道があると思いますので、ぜひ頑張ってみてください。
あなたの幸運を心より願っています。
今日の講座まとめ
- 理想と現実のギャップは0にはできない。
- でもギャップを極力縮めることは出来る
- その方法は結婚に求める優先順位を整理すること。
- 理想のイメージを鮮明にするのではなく、モヤモヤさせてみること。
- 婚活市場に実際に出てみて、自分の婚活市場における価値を直視すること。