美女の彼氏は決まってイケメン!と思いきや、Theイケメンという感じではない。これだけの美女ならもっとかっこいい男を狙えるのに…
という、いわゆる「美女と野獣」的なカップルは、ときたま見かけることがありますが、その反対である「ブスとイケメン」を見かけることは、ほとんどありません。
美女にイケメンじゃない彼氏がつくことはあるのに、なぜイケメンにブスがつくことはないのでしょうか。
その理由を3つに分けて、解説していきます。
女性には「好みの顔」という嗜好がある。一方、男性に「好みの顔」はほぼない。

例えば「嵐のメンバーで誰が好きですか?」と女性に質問すると、想像以上に答えがバラけます。
松潤が好きだよ。という女性もいれば、正反対の見た目の大野くんが好きだよ。という女性もいる。
このように、女性は男性の顔に対してじぶんなりの「こだわり」を持っていることが多く、イケメンを見ても「イケメンだと思うけど、好みではないかな〜」と発言することが多々あります。
一方男性は、女性ほど「こだわり」がなく、可愛い可愛くないの基準がかなり均一です。
例えば、「新垣結衣は好きですか?」と男性に質問すれば、みんな「大好き!だって美人だもん!」と答えます。少なくとも「美人だとは思うけど好みではないなぁ〜」と答える男はいません。
つまり、女性は「この男性は世間一般からするとかっこよくないかもしれないけど、わたしの好みではある。」と考えることができる。
一方、男性は「この女性は世間一般からすると可愛くないかもしれないけど、俺の好みではある。」とは考えられないのです。
もっと簡単に言うと、顔の好みは女性のほうが多様だということ。
好みが多様なので、ゲテものや野獣が好きな女性もいる。だけど、男は好みが一様なので、ゲテもの好きはほとんどいない。
だから、美女と野獣のカップルは成立しますが(野獣が好みなので)、その逆は成り立たないのです。
女性は男性を総合評価する。

次に、美女と野獣カップルが成り立ち、その反対が成り立たない、2つめの理由をお話ししていきます。
男からみると、女性が持つ男性の評価基準はとても複雑です。
顔に加え、彼の振る舞いや言動、雰囲気、居心地の良さ、経済力などなど、色々な要素を組み合わせて、男性を評価します。
そして、年齢を重ねれば重ねるほど、評価方法が複雑化していき、男からするとますます理解が難しいものになっていくのです。
一方、男性はいくつになっても異性の選びかたは、18歳の女性と変わらない。
18歳の女性って、なにを基準に男を選びますかね。
そう「顔」なんです。若い女性はまだ経験が浅いので、主に目に見える情報をもとに男性を評価します。(もちろん顔だけじゃないですけど…)
もちろん男も年齢を重ねるとともに、女性の評価方法が多少は複雑化します、でも同年代の女性と比べると遥かに単純。
だから、いつまで経っても肌がツヤツヤな若い女性のことが好きだし、年の差婚も成立しちゃうわけです。(年の差婚も逆は成り立たないですよね。)
つまり、女性は男性を顔も含めたトータルで判断する傾向があるので、顔は及第点ギリギリでも、その他の要素の点数が高ければ彼氏候補として十分認識することができる。
一方、男性は外見重視で女性を評価する傾向がある。
女性は「イケメンではないけど、優しいし真面目だし、わたしにとっては最高に居心地の良い人なんだよ〜」が成り立つ。でも、男にはあまり成り立たない考え方です。
これが、美女と野獣カップルが成り立ち、その反対が成り立たない理由の二つ目です。
美女よりイケメンのほうが圧倒的に少ない。

さて、最後になる3つめの理由の解説です。
街を歩いているとふと気づくことがあります。
「美人はたくさんいるのにイケメンはほとんどいない!」
女性はお化粧の力を借りられることもあって、男性よりも見た目が映えることが多い。
美女100人に対し、同じくイケメンが100人いるかと問われると…実は数に差があります。図にするとこんな感じでしょうか。

美人100に対して、イケメンは精々20程度しかいないので、100人の美人の中の誰かと付き合うことになります。
イケメンの方が少ないので、イケメン20人全員に漏れなく美人があたる、漏れなく美人があたるので、わざわざ美人より下の女性と付き合う理由がないというわけです。
そして、ここでも、美女と野獣は成立するのに、その反対は成立しない理由の1つめと2つめが聞いてきます。
おさらいすると「男に好みの顔と言う概念はない。」、「男は外見重視で女性を評価する。」でしたね。
もし、男性に好みの顔の概念があり、女性を外見のみならずトータルで評価するのであれば、必ずしも美人がイケメンをかっさらっていくことにはなりません。
だけど悲しいかな…男は全員美人が大好き。「美人だけど好みではない。」と抜かす男なんていないんです。
だから、イケメンが美人以下の女性を選ぶことは、滅多にないのです。
「美女と野獣」は成り立つのに「ブスとイケメン」成り立たない理由まとめ

ここまで、色々と解説してきましたが、美女と野獣は成り立つのに、ブスとイケメンが成り立たない理由は一言で「異性の評価基準の違い」ということになります。
男と女で、じぶんにふさわしいパートナーの選び方に違いがあって、女性のほうが評価基準が複雑。いろいろな要素を組み合わせたトータルとして男性を評価します。
一方、男は凄くシンプルで「顔」こそが一番の評価基準となります。
つまり、女性は見た目だけに囚われず、彼の奥底に眠るポテンシャルを見極めようと努めるのに、男性は目に見える情報だけで判断する傾向があると。
これこそが、美女と野獣派成り立つのに、ブスとイケメンは成り立たない理由なのです。